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学校以外の学習方法の中で、最初に検討されることが多い塾と家庭教師。
今回は、塾と家庭教師のメリット・デメリットを書いた記事になっています。
塾のメリット・デメリット
塾のメリット
- 友達と一緒に学習することで学習意欲が高まる
- 講師の指導レベルの高さ
- 学校の予習・復習やレベルに合わせた指導
- その塾独自の受験情報網を持っている
1.友達と一緒に学習することで学習意欲が高まる
塾には個別塾と集団塾がありますが、どちらにせよ他の子どもや複数の先生方がいます。そうした少し「ざわついた」環境のほうが集中できる子どもや、「ライバル」がいたほうが学習意欲の高まる子どもは、塾での学習が向いています。また、わからないことがあっても、臆せず質問ができるタイプは向いているでしょう。
家じゃ集中できない!という子どもは、自習室のある塾がオススメです。
2.講師の指導レベルの高さ
大手の進学率を売りにしている塾は「名物講師」といわれるほど指導レベルの高い講師がいます。進学塾は希望の学校にいかに合格させるかが大切なので、採用される講師もレベルが高くなる傾向があります。
また、総合塾や個別指導の塾では、子どもの苦手意識をくみとって、学習意欲を高めて成績をあげていくタイプの講師もいます。
「指導力の高さ」と一口に言ってもさまざま。学習目的に合わせて考えてくださいね。
塾の種類と特長についての記事はこちら👇
3.学校の予習・復習やレベルに合わせた指導
進学塾や総合塾では、成績や志望校に合わせたクラス分けをしたり、指導をしたりします。補習塾や個別指導の塾では、学校の予習や復習をメインにやっているところもあります。
受験をするしないにかかわらず、定期テスト対策を含めた学校の予習や復習は大切です。特に学習習慣がまだついていない子どもは、決まった曜日や時間に家以外の決まった場所で勉強することで「勉強スイッチ」が入りやすくなるのでオススメです。
塾のデメリット
- 時間や曜日が固定されている
- 保護者の送迎が必要な場合がある
- 集団塾の場合はわからないまま授業が進んでしまうことがある
- 講師に質問しにくい
1.時間や曜日が固定されている
部活や学校外の活動をしている子どもにとっては、スケジュールの調整が難しくなります。さらに、活動場所・塾・自宅間の移動は、時間だけでなく体力も奪われるため、疲れすぎて生活に支障が出る場合もあります。
2.保護者の送迎が必要な場合がある
保護者にとって心配なことは、帰宅時間が夜遅くになること。
車の運転ができる方でも塾前に駐車できないことがありますし、自転車やバスの場合は自宅近くでない限り、時間的負担も考えなくてはなりません。
子どもだけでなく、あなた自身の負担がどれくらいあるかも選択の材料にしていただきたいです。
私は上の子どもが小学生のとき、帰りだけ自転車で迎えに行っていました。
3.集団塾の場合はわからないまま授業が進んでしまうことがある
集団塾では学力や志望校によってクラス分けしていると思います。それでも、自分の苦手分野では、わからないまま授業が進んでしまうことがあります。その時「もう少しゆっくり説明して欲しい」と先生に言える積極性があったり、授業後に質問することに躊躇しない子どもだったら問題はありません。でも、そんな子どもばかりではないですよね。質問しやすい環境の塾かも調べるポイントになります。
家庭教師のメリット・デメリット
家庭教師のメリット
- マンツーマンなので理解度が高い
- 送迎の負担や通塾時間が不要になる
- 学習以外の相談ができる
- 教材やカリキュラムを子どもに合わせてもらえる
1.マンツーマンなので理解度が高い
他の子どもに気兼ねなくわからないことが質問できます。教えるほうも、その子どもに特化した指導ができることが最大のメリットかと思います。苦手なところは何回でも説明してもらえる安心感。これは学校や塾では得られないことです。とくにマイペースな子どもや周囲に気を使いすぎる子どもにとっては、のびのび学習できるでしょう。
2.送迎の負担や通塾時間が不要になる
通塾時間がないので、時間だけでなく体力の消耗が軽減されます。送迎の負担もなくなるので、保護者自身の仕事や家庭とのバランスが取りやすくなります。
何より夜遅く出歩かなくてもいいので安心ですね。
うちは上の子も下の子も中学生のときに家庭教師の先生に来てもらいました。
3.学習以外の相談ができる
勉強以外の悩みも、たくさんあると思います。部活、友人関係、将来、恋愛、自分の容姿……
親に相談しないで自分で解決しようとする時期でもあります。そんな時、親以外に相談できる大人が身近にいることは、心強いと思います。それが子どものストレス軽減につながれば、学習にも良い影響をあたえるでしょう。
4.教材やカリキュラムを子どもに合わせてもらえる
校外学習の目的は受験以外でも様々ありますよね。塾では皆同じテキストなどを使うことが多いですが、家庭教師の場合はその子どもの目的や学習レベルに合わせて教材を自作してくれる先生もいます。また、進路指導の一環として学校の資料請求を一緒にしてくれたり、面接練習をしてくれる先生もいます。要は、指導時間の範囲内であれば、こちらの希望を提示しやすいし、受け入れてもらいやすいということです。
うちは上の子が中3のとき、面接練習や志望動機の文章の添削などをしてもらいました。
家庭教師のデメリット
- 相性
- 金銭的負担
- 情報・外部からの刺激が少ない
- 家族が気を使う
1.相性
相性は重要で、合わないと双方ストレスになるので、注意したいところです。先に営業の人がヒヤリングに来てそれをもとに先生を選んでくれるところや、お試し期間を設定しているところもあります。「相性の合わせやすさ」もチェックしてみることをオススメします。
2.金銭的負担
マンツーマン指導なので、料金は高くなりがちです。また、学生家庭教師とプロ家庭教師は料金体系が違います。目的に応じて比較検討することが大切です。
家庭教師の種類と特長の記事はこちら👇
3.情報・外部からの刺激が少ない
他の子どもの学習量や進度などがわからないので、マイペース過ぎてしまうことがあります。また、それぞれの塾が持っている受験情報網がないため、情報戦では不利になることもあります。ただ、受験目的でなければデメリットにはなりません。
4.家族が気を使う
他の家族が静かにしていることを強要されたり、家の中をキレイにしておかなきゃというプレッシャーがあったりします。
特に小さい子どものいるご家庭では、静かにさせ続けることが難しいと思います。保護者だけでなく、他の家族の負担もあるということを忘れないようにしましょう。
まとめ
- 塾のメリット
- ・友達と一緒に学習することで学習意欲が高まる
・講師の指導レベルの高さ
・学校の予習・復習やレベルに合わせた指導
・その塾独自の受験情報網を持っている
- 塾のデメリット
- ・時間や曜日が固定されている
・保護者の送迎が必要な場合がある
・集団塾の場合はわからないまま授業が進んでしまうことがある
・講師に質問しにくい
- 家庭教師のメリット
- ・マンツーマンなので理解度が高い
・送迎の負担や通塾時間が不要になる
・学習以外の相談ができる
・教材やカリキュラムを子どもに合わせてもらえる
- 家庭教師のデメリット
- ・相性
・金銭的負担
・情報・外部からの刺激が少ない
・家族が気を使う
くれぐれも、考えることや調べることを放棄して「成績の良い〇〇ちゃんと同じ塾でいいわ」なんて安易な選択をしないでくださいね。お子さんの未来のために。
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